2005年12月02日

ビビリの犬とのくらし方 その8

長い間の引用にお付き合いしてくださって有難うございました。
さて、なぜあのような内容を先に読まなければならかったか、1〜7までをお読みになって、もうすでに気づいた人もいるでしょうがまとめて見ましょう。

ビビリの犬とは、何かが恐い物だと学習しているのではない。

ビビリの犬が恐いと感じるのは、社会化期、すり込み期に充分な刺激をうけてそだって来ていないために、色々なものや環境、動物、人間などが認識されていないからです。解らない物に対して恐いと感じるのは人間でも同じ事です。初対面の人にしんからすぐに心を許す事ができないのといっしょです。すこしずつその人物の事が理解できて、悪い人ではないと認識された時に気の置けない友人になるのではないでしょうか?
ですから、飼い主は、ビビリの犬にとって何が認識されていないのかをまず確認して、その後、必要な対策を講じていかなければなりません。
また、子犬の飼育に当たっては(里親になる人も、預かりボランティアになる人も)この時期に最良の環境とチャンスを子犬に与えられるように努力しなければならないのです。
また、子犬を手に入れる時には、子犬自体が気に入ることも肝心ですが、預かりボランティアでどのように飼育されてきたのか注意する事も大事です。

具体的にどのような環境が預かりボランティアとしてよいのか、まずここをごらんください。ポセ父さんが知りうる限り最良の預かりボランティアです。

父親になった事あるオス犬、その犬が犬達のボスとしていて、人間がその上にいる。遊びと犬のルールーを教える若い犬がいる。
人の目が届かない事がない。犬だけのお留守番が無い。
何よりも、このボランティアさんの所には、犬友達がよく遊びにくる。

何よりも、預かりボランティアとしてがんばっている華ママさんがとってもチャーミングであることも書き添えたい。
ここの子犬ならば、まず間違いは無いと思う、しかし、飼い主になった人がよく学んで犬に接していければだが・・・



犬は、父犬によって教育される。

離乳期が終わった子犬たちは、父犬によって教育されていきます。ですから人間がその役割を果たすとすれば、母性よりも父性であるところを念頭において子犬に接しなければいけません。

犬の教育は、遊びの中にあって、父犬も子犬も楽しんで学んでいく
人間が犬に行なうトレーニングも犬にとっては一生遊びであり楽しくなければなりません。

なぜ犬はトレーニングされねばならないのか?

犬は父犬や他の大人たちから教育(トレーニング)されて育ちます。
それは、犬が学ぶ事によって環境の変化に対応して生き残ってきた種族であるからです。犬達は学ぶ事を当然と思って生きています。
また、狩をする仲間として群れが存在する事も忘れては成らないでしょう。人間と犬の群れにとっても同じ事です。太古には犬と人間が狩をする仲間として共生がはじまりました。その後色々な分野で犬を使う事を人は考え出してきました。例えば、羊の群れを集める事や、荷物を運ぶ事。
人の目になる事や匂いで人や物を探すこと。もちろん狩を手伝う事。
それらの仕事は、犬が犬だけの群れで行なう狩に置き換えられているだけなのです。
現在私たちと暮らしている犬は大半が犬としての仕事を持っていません。
しかし、犬は群れの役に立ちたいという欲求が以前としてあるのです。
ただ犬を撫でるためや眺めるために飼う事は犬にとって苦痛以外の何者でもないともいえるでしょう。
牧羊犬を飼ったからと言って、そのために羊を何十頭も飼える訳がありません。
ですから、犬をトレーニングして、群れ(ボス犬、人)に忠誠をつくす欲求を満足させ、彼ら犬の作業意欲を満足させるために犬と遊んでやるのです。


そして、今回のテーマであるビビリについてもトレーニングは必要であるとポセ父さんは考えます
なぜなら、犬としてある意味ゆがんで育ってしまった彼らは、まず犬としての自信を取り戻さなければならないと思うからです。
一つのコマンドを憶える度に犬の表情が自信に満ちてくるのがわかります。なによりも飼い主である私をポセが理解して安全な者として認識していくのが彼の態度からわかります。
ビビリ犬をそーっと静かに見守っていてはいけません。彼らは人間が密接に関係してくるのを待っています。

ビビリの犬を救う為には、まず飼い主が犬のトレーニングを学ぶことです。そしてトレーニングをとおして犬に人間やその置かれている環境が安全で犬を決して傷つけないと認識させることなのです


子犬を育てて人に渡す事を仕事にしている方たち(ブリーダー、ペットショップの店員、そして何より犬の譲渡ボランティア)にお願いです。
まず、犬の一生で生後4ヶ月までが大変重要な時期であることを知ってください。そして犬について学んでください。そうすれば飼い主から放棄される犬を減らす事ができます。また仮に放棄されてもきちんとした幼犬期を過ごした犬は次のパートナーを探すことが簡単にできます


犬は犬として生れ落ちるものではない

しかし犬は犬としてしか生きていけない

人は犬を犬として育て飼わなければならない

なぜなら、犬は人が作り出したものだから・・・・



ニックネーム ポセイドン at 22:56| Comment(1) | TrackBack(17) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする